お盆の時にはちゃんとあったすぐそばのお墓が、
墓じまいされたのか、更地になっていました。
墓じまいが身近に迫ってくる感じでショックでした。
我が家はどうする?
そういう思いが頭の中をぐるぐる回って、
しばらく立ちすくんでしまいました。
(12月8日撮影)
ふと庭の隅に目をやると、ツワブキが元気に花を咲かせていました。
父が好きだったツワブキの黄色い花です。
母が好きだった赤い原種ガーベラもいつか復活させたいと思っています。
( 11月17日撮影 )
義母(当時90歳)は義父が亡くなった後、一人暮らしが困難になり、
病院を退院後、老人ホームに入居しました。
義母と妻が話し合い、家財道具の片づけと居宅の維持管理も兼ねて
私たちが妻の実家で暮らすことになりました。
それ以来、妻がホームに行ったり来たりして世話を続けています。
引っ越した年に、庭の隅にキンモクセイを植えました。
植えた翌年はほとんど花はありませんでしたが、
年々少しづつ咲かせるようになってきました。
甘い香りが漂って、なんとなく気がなごんむので、
植えてよかったと思っています。
(^-^;
代わりに23日振替休日に実家の草切りに出かけました。
どこから手を付ければいいのか、悩むくらいの状況ですが、
陽も短くなり気温も少し下がって来たので、
雑草の勢いも以前ほどでもなく、やっと反撃のチャンス到来です。
波濤のごときカズラの近くで彼岸花が咲いていました。
一瞬ですが、気持ちが和らぐありがたい眺めなので、写真に収めました。
実家からの帰り道、夕焼けがきれいでした。
お疲れ様と言ってくれてるようで、これも写真に収めました。
エネルギー使い切って、ぐったりとしていましたが、
セブンイレブンでコーヒー飲んで、少し元気が戻ったら帰りを急ぎます。
”お疲れ様”って自分に言うのが習慣になりました (^^;)
(R6.9.23撮影)
(2024.8.12 撮影)
従兄(伯母の一人息子)は定年前に亡くなり、子供は娘だけだったので、
いたしかたない結果なのですが、母と伯母は仲が良くて行き来も多かったし、
私にとっても思い出深い懐かしい場所でしたので、かなりショックでした。
伯母の家は写真の通り長い石垣のある家で、
裏山があり近くに川が流れているのも実家と似ていました。
実家の方は息子の私が管理をしていますが、今は空き家ですし、
伯母の家と同じようなものかもしれません。
それぞれ違う事情で空き家になり、更地になっていきますが、
詰まるところは少子高齢化が原因かと思います。
更地に新たに家が建つわけでもなく、少しずつ、しかし確実に、
これからも過疎が広がっていくのでしょう。田舎は寂しくなるばかりです。
この付近の集落では除草作業を道造り(ミツクリ)と言うけど、
ふだん通らない道はすぐ消えてなくなるから、
使う時期にまた造る。それで道造りなのかもしれないな。
人も減り荒地も増えて、徐々に昔に帰っていく。
明治以降、大正.昭和.平成.令和と続いてきたけれど、
ふと江戸時代に帰っていくような、そんな錯覚を覚えた。
(2024.7.7)
電線に倒れ掛からないように、用心して全部切り倒したが、
モグラたたきのようなこの戦いが、もうしばらく続きそうだ。
(2024.6.16撮影)
邪魔だからあっち行ってって言われてる感じがしたので、
私の方が引き下がっりました(汗)
(2024.6.2)
車止めの金属パイプにトイプードルが紐でつながれている。
時折、ワンワンとで鳴く。
オスなのか?小さい体のわりに野太い声。
たぶん不安なのだろう、コンビニの入口をじっと見ている。
やがて50代くらいの女の人がコンビニから出てきた。
プードルは鳴くのをやめて、盛んに短い尻尾を振っている。
うれしくて仕方がないという感じ。
女の人も、ゴメンねゴメンねと言わんばかりに駆け寄って、
紐をほどいた。
やがて女の人とトイプードルはまるで親子のように
連れだって歩き出した。
私は、スマホを見るのを忘れて、
その様子をじっと見ている自分に気が付いた。
以前は通学路でもありました。私も6年間通った道です。
今は子供が通ることは、ほぼ無いでしょう。
子供の数が多かったころは問題にもされませんでしたが、
さすがに、この道を通る小学生が1名のみになった時、
ぐるっと迂回して、他の集落の小学生と合流することになったのです。
ずいぶん遠回りですが致し方ありません。
限界集落という言葉が現実味を帯びてきました。
たった5キロ。
そう、たった5キロメートルの差で、
雲泥の格差が生じている。
実家から5キロメートル離れた国道沿いは、
工場建設や住宅地の開発が続いている。
歯がみしても、地団駄踏んでも、この実態は変わらない。
私が生きているうちに、少しでも将来に光が見えたなら・・・
と思っている。
門に掛けたしめ縄をおろして、遅ればせながら松の内も終わりました。
大寒の20日も過ぎていよいよ1年で1番寒い時期を迎えます。
午後から曇って霧雨状態になりましたが、野良仕事は関係ありません。
意外と昨日は寒くなくて、しとしとと春雨のような感じです。
裏庭の地面には早くも雑草の芽がびっしりです。
月が替わればタケノコだって地表の様子をうかがうでしょう。
戦闘開始も近いなと、ちょっと身震いがしました。