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2024年5月17日金曜日

泣きかたをわすれていた 
落合恵子著

壮絶な介護の末に母を送ったあの日から10年。

> いま、冬子は自ら終わりを見据えはじめる……

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……いつでも死ねる。

それは、なにより大きな安堵だった。心残りもない。

それは、大きな解放、自由だった。

(中略)

「もう、泣いてもいいんだよ」

そんな声が聞こえるような気がした。

わたしが愛した、そして見送ったひとたちの誰かの声に思えた……。

2023年1月27日金曜日

「二宮翁夜話」 福住正兄著

耳の痛い内容で聞いていると辛いものがあるけど、たまにはね、
こういうの聞いて反省するのもいいかなと思います(汗) 〉

二宮尊徳(にのみや そんとく)  本名、二宮金治郎。1787年生まれ。苦労の末、若くして親の失った家産を買い戻し富農家となる。  1818年小田原藩家老の服部家の再興を引き受ける。1822年小田原藩の分家、宇津家再興のため、名主格として下野国桜町へ赴任。以降、6百余の藩や郡村を再興、再建の神様として名声が広まる。  1842年幕府の御普請役格。1844年、幕府より日光ご神領地の再興調査を命ぜられる。1856年御普請役、同年に70歳で逝去。詳しくは本書の解説編に。

筆記者 福住正兄(ふくずみ まさえ)について1824年相模国金目村生まれ。兄勇助に続き、21歳の時に二宮門下に入る。  1850年、箱根湯本の福住家を相続するまで、尊徳のもとで修行、直接、二宮翁の薫陶をうける。稼業の旅館経営のかたわら湯本村名主となり、14カ村の取締を兼ねた。報徳思想の普及につとめ、著書「二宮翁夜話」のほかに「富国捷径」「報徳学内記」など多数を残す。1892年(明治25年)逝去。

(日本経営合理化協会より)

2023年1月15日日曜日

「坂の上の雲 」オープニング

「坂の上の雲」は司馬遼太郎の歴史小説。
明治維新を成功させて近代国家として歩み出し、
日露戦争勝利に至るまでの勃興期の明治日本を描く。

「産経新聞」夕刊に1968年(昭和43年)4月22日から
1972年(昭和47年)8月4日まで1296回にわたり連載された。
さらに2009年11月29日から2011年12月25日まで足掛け3年にわたって
NHKでテレビドラマの特別番組として放送された。主演は本木雅弘。

2023年1月14日土曜日

『一汁一菜でよいと至るまで』
 土井善晴

土井 善晴(どい よしはる、1957年2月8日 - )は、
日本の料理研究家、フードプロデューサー。大阪府出身。
スイス・フランスでフランス料理を、大阪の「味吉兆」で日本料理を修業。
1992年「土井善晴おいしいもの研究所」を設立。特技はフランス語。
父・勝がレギュラー出演していた「おかずのクッキング」 (テレビ朝日) を引き継ぎ、
20年以上出演するとともに「きょうの料理」 (NHK) に出演している。
ウィキペディア(Wikipedia)より

2022年11月26日土曜日

「極楽からの報告」井伊義成

あなたはこの本の題名をみて馬鹿馬鹿しいと思うでしょうか?
もしかしたら、騙して引き込もうとする新興宗教たぐいの本では?
と思われるかも知れませんね。しかし内容は全く違います。
特定の宗教、宗派、教団をすすめてはいません。
本人は浄土真宗のようですが、キリスト教など他の宗教にさえ寛容です。
往生体験があれば他宗教であっても、お互いを理解しあえると語っています。

私は今は絶版になっているこの本を、図書館の片隅で見つけました。
本当に偶然でした。
仕事で「ゼンリン地図」と「くまもと経済」を見にきていて、
目当ての地図を他の人が見ていたので、
たまたま郷土の本という棚の中にあったこの本を、
ほとんど無意識に手に取りました。

内容は著者本人の往生体験談です。
自分が体験したことを何度も何度もしつこいくらいに、
手を変え品を変え話していくというものです。
臨死体験談に近いかもしれません。
関心の全くない人には、あくびの出るような本かもしれません。

私はこの本が欲しくなり、メルカリで見つけて買いました。
なぜなら、この著者は本当のことを言っていると思えるからです。
少なくとも嘘偽りは言ってないと思うのです。
生きて往生するとはこういう事なのだと教えてくれます。
絶版ですので読まれたい方は図書館を利用されたらいいかと思います。

2021年8月14日土曜日

ちひろさん① 安田弘之 著

Amazon reading で無料で読めたので読み始めましたが、
まさに私向き、面白い。
好きか嫌いかはっきり分かれるタイプの漫画だと思います。
今は③まで読了。シリーズが今のところ⑨まであるみたい。
しばらく楽しめそうです。

「試し読み」でそこそこ読めます!

2020年3月25日水曜日

ちくま4月号から

筑摩書房のPR誌「ちくま4月号」が届いた。
年間1000円だから1冊100円もしないが、
なかなか読み応えのある記事が多い。

写真は評論家、斎藤美奈子さんの「世の中ラボ」という連載もので、
今回は「新型コロナの感染拡大から考えたこと」という記事。

齋藤さんは立川昭二「病気の社会史」(岩波現代文庫)を推薦されている。
14世紀、ヨーロッパではペストで2500万人が死んだそうだ。
結果として、近代への扉を開くきっかけを作った。
感染症について知るためには、今のように情報が錯綜している状態では、
こういう古めの名著を読むことが、かえって分かりやすいのかもしれない。
時間をつくって読んでみたいと思う。

2020年3月21日土曜日

葬送の仕事師たち(井上理津子)

以前、青木新門さんの「納棺夫日記」を、こんな業界もあるんだと、
驚きをもって読みまたが、その延長線上にこの本があります。

覗き見志向というか、臆病なくせに知りたがるという性格なもので、
井上理津子さんという度胸のあるフリーライターさんのおかげで、
その世界に踏み込んだ気分にさせていただいてます。

でも、ちびりちびり読んでるし、最後まで読みあげるのはだいぶ先になりそうです。
興味のある方はアマゾンのカスタマーレビューを読んでみてください。
現時点で123個の評価があります。

2019年12月20日金曜日

野の花診療所まえ(徳永進著)

近くにこんなお医者さんがおられたらいいな・・そんなことを想う。
出逢う患者さんお一人お一人へのまなざしが、なんてあったかなんだろう。
なんて人間くさいんだろう。こんなお医者さまに診て頂きたいな。
病気の体・・だけでなく、病気をもつ私・・を見て下さる、そんな先生に。
(Amazon Customer コメントより)

エッセイ集です。就寝前とかに、少しずつ読んでいます。

2019年11月5日火曜日

老乱(久坂部洋著)

読もうと思って取り寄せていたのですが、
母が食べなくなって、入院して、亡くなって、
今日まで1カ月近く本棚に置いたままになっていました。
昨日からやおら取り出して、少しづつ読み始めました。

帯には
<老い衰える
不安をかかえる老人、
介護の負担で
つぶれそうな家族。
地獄のような
日々から、やっと
ひと筋見えてきた
親と子の
幸せとは・・・・・・。

在宅医療を知る医師
でもある著者が描く
”不都合な真実”。
新たな「認知症小説」!>
とあります。

2019年6月19日水曜日

「青虫は一度溶けて蝶になる」

私もパラダイムシフトを起こしたい!
寝る前に眠い目をこすりこすり読んでいます。

2019年6月18日火曜日

「認知症になった家族との暮らしかた」

この本も図書館から借りてきました(汗)
すぐ役に立つ情報がたくさん書いてあります ^^;

2018年6月24日日曜日

ユマニチュード 認知症ケア最前線

3分の2ほど読み進んだところです。
たくさんの気づきと反省とがありました。
ユマニチュードについてはこれからも学び続けて
母の介護に生かしていこうと思っています。

2018年3月16日金曜日

あがり症が解消する

短いのですぐに読み終えましたが、過去の自分を何度も思いだし、
まるで自分の事を書かれているような気分になりました。
後悔することの多い人、どうせ自分なんかと思っている人は、
読んで損のない本だと思います。

2017年9月23日土曜日

「星々たち」

悲しくて、切なくて、愛おしい。
こんないい加減な生き方なのに、
責める気になれない、不思議な感覚。

2017年9月10日日曜日

老人介護 常識の誤り(文庫)

今年の春頃、Amazonでかったのですが、相変わらず読んでいます。
表紙のイメージとは裏腹に、中身はすこぶるまじめで、内容が深いです。
読んでは考え、母に当てはめ、日常の私の対応を振り返っています。

平成18年に初版が出ていますから、介護業界では周知の内容かもしれませんが、
それでも、介護をする家族としての私にとっては、目からうろこの事も多く、
熟読、再読が続くと思います。

2017年4月1日土曜日

「なぜ人は生まれ、そして死ぬのか」

なんというストレートな表題でしょうか。
人前では開きたくない、ひとりの部屋でそっと読みたい、そんな本です。
内容はすごく科学的というか、おおまじめな内容で、実例が多くて説得力があります。
”こころ”とは何か?気とは何か?何も知らないままに生きてきましたが、
ちょっと立ち止まって考えています。

2017年1月22日日曜日

「笑う介護。」2

「あまりに心に響くと、速く読めない。心に響くことは、辛いことでもあるのだ。」
うん、そうだよね (-_-)

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