2019年8月20日火曜日

「お世話になりました」

夜、12時近く、「お世話になりました」と母の声がする。
えっ? 誰かいるの? と思いきや、相手はトイレ。
トイレから出るときに、トイレの戸口のところで、
ドアノブをつかんで、中のほうに向かって言っている。

あとは普段と変わりなし。手を洗って、
手すりにつかまって、自分の部屋へ戻っていきます。
誰もいるわけはないけれど、やっぱり気になって、
中を覗きますが、普段と変わりなし、というか、
普段よりスリッパをきちんとそろえてあります。

そういう行動を何度か見かけました。
夜遅くだけ。昼間はありません。
寝ぼけているのか、どこかと勘違いしているような・・・
とりあえず、問題が発生している訳ではないので、
あえて、誰に言ってるの? とか聞かないようにしています。

2019年8月16日金曜日

最近、ボーっと立っています

梅雨明け頃から、ドアノブや手すりなどにつかまって、ボーっとしていることが多くなりました。
どうしていいか分からないという風情で、ず~っと立っています。
「トイレ?」と聞くと、「トイレに行ってくる」と言って歩き出します。
妻は「変よ変よ、認知症がすすんだのかなぁ」と言います。

それから、以前にも増して、興味のあるテレビ番組は食い入るように見るようになりました。
朝ドラは好きです。天気予報にはとても関心があります。
意外ですが、ゴルフ番組も好きです。グリーンを転がる白いボールをじ~っと見ています。
ホールにうまく入ると「入った!」と喜びます。
しかし、テレビを見ながら食事をする時は要注意で、先日も味噌汁をひっくり返しました。

私は、”はは~ん”と思うのです。私の子供の頃にそっくりじゃないか!
私の小さい頃はぼんやりしてることが多くて、
なにボーっとしてるんだ?と両親や兄たちからよく言われました。
ボーっとしてるんじゃないんです!空想の世界でいろんなことをやってるんです。
いろんなところを飛び回ってるんだけれど、頭の中だから周囲の人にはわかりませんよね。

テレビもそう。
「ほら~、お口とお箸をちゃんと動かして食べなさい!」ってよく母から注意されたものです。
あ~ぁ、逆になっちゃったなぁ・・・と思うのです。
子供に帰る、いいじゃないか、それも人生だ、と思うようになりました。

2019年8月1日木曜日

「イクセロンパッチ」を9mgにしました

主治医によれば4.5mgはお試しレベルだそうだ。
通常は9mgからとか・・・、拒否する理由はなく了承しましたが、
結果、あんまり変化はない、かな、今のところ。

皮膚トラブルもないので、保湿クリームは今回は必要ないと、
次回の診断時に主治医に伝えるつもり。
(毎回処方されていたので、保湿クリームのチューブは
3本ほど溜まっている)

それにしても、母は認知症ではあるけれど、
骨や皮膚が丈夫なので、ずいぶん助けられている。
何度も転んだけれど、骨折しないで済んでいる。
また、食べ物も好き嫌いがなく、毎回完食してくれる。
アレルギーもない。本当にありがたいことだと思う。

前回参考記事→「イクセロンパッチ」開始しました

2019年7月31日水曜日

かえりみち (GONTITI)

「歩いても 歩いても」(是枝監督)

この映画には介護の問題は出てこない。
このあと数年して両親ともあっけなく亡くなってしまう。
えっ!?っという感じ。飛ばしたのか?
仕方ないか・・・十年以上前の映画だもんなぁ。

でも、家族それぞれの思いはよく表現されていて、
そうなんだよなぁ・・・と心にじわっと染みてくる。

それにしても、老いた体で石段を登っていく夫婦の後ろ姿が、
ふたりの人生を表しているようで・・・ずしりと重く感じた。
最愛の長男を事故で亡くした夫婦の15年は、
この石段みたいなものだったのだろうな・・・。

2019年6月19日水曜日

「青虫は一度溶けて蝶になる」

私もパラダイムシフトを起こしたい!
寝る前に眠い目をこすりこすり読んでいます。