2009年11月30日月曜日
2009年11月23日月曜日
NHKスペシャル「立花隆がんの謎に挑む」を見ました
がんは私たちが戦うべき異物(異生物)と思っていましたが、まぎれもない私たち自身でもありました。私たちがこの世に生まれてくることができたことからすでにがんとのかかわりが始まっているなんて・・・。 野の花診療所の先生は「人は死ぬまで生きることができる、死ぬまで笑うこともできる、人は自分の体から死期を知らされることがあり、人はそれでも生きることができる強さをもっている」というような内容の話をされていました。
私は(がんではないですが)51歳で亡くなった父が、その1年前「健康に自信がなくなった」とか、「仏壇が”近こらしく”感じる」とか言いだして、その後は猛烈なとでもいうべき勢いで、我が家の積み残した仕事を仕上げ、多くのことを私に伝えてから亡くなったことを思い出しました。
事故とか急病でないかぎり、人は自分の体から死期を知らされることがあり、死ぬまで生き切る力を持っていると確かに思います。
2009年11月20日金曜日
Ai(オートプシー・イメージング)
Aiは死亡時画像診断のことで、CT・MRIなどを使って解剖せずに検査をするわけです。機械の性能がUPして普及しつつあるようです。 メスを使わないため遺族の了承が得やすいこと、コストが抑えられること、全身を検査するのが容易であることなどメリットがいくつかあるようです。
ただ誰が読影するのかとか、情報が遺族への公開されるのかといった問題で法医学者・病理医学者・放射線科医・監察医・警察当局などの間で様々な思惑があるようです。 さて、この辺で止めとかないと仕事がすすみませんね(汗)
2009年11月19日木曜日
司法解剖について
警察の死体取扱い数の数%、警視庁でも1%台という現状は驚きです。司法解剖の数があまりに少なくて、こんなことでいいのかと思います。理由の一つに、法医学者が大変不足している現状があるとのことです。死体を扱う仕事なので、ドクターとはいうもののみんな嫌がるんでしょうね。
保険に関して言うと、交通事故のはずが病死とされたりした場合、死亡保険金も半分になったりするわけです。さらには保険金殺人を見抜けなかったりすることにもなりかねず、社会正義の点からもこのままでいいのかと思えてなりません。
2009年11月15日日曜日
コーヒーブレイク (2009年11月)
ところで息子は恩師宛てとか以外は年賀状をほとんど書きません。友達などとはメールでやりとりしているようです。世代の違いを感じます。そういう私自身も、はがき・メール・ブログ・ツウィッターなど、いろいろな情報伝達手段を目的に応じて使い分けする必要性を感じています。
いよいよ師走、ねじり鉢巻きで頑張ります。