2015年8月18日火曜日

夜が来る 2

サントリーウイスキー”山崎”を飲んでいる。息子が還暦祝いで買ってくれたものだ。
ふだんは安物ばかり飲んでいるので、こんなに違ったかと、思わずうなってしまった。

知らないわけではない。銀行員の頃はジョニ黒やオールドパーあたりを当たり前に飲んでいた。
銀行を辞めたあたりから家計が苦しくなり、子供の教育費に追われる頃は、
発泡酒以外はほとんど飲まなかった。
そして今まで、ウイスキーなら何でもいいや、なんて感じになっていたのだ。

息子はありがたい。還暦になったし昔の気分を味わってね、なんてことかなと勝手に考えている。



Don don din don shubi da don 夜がくる
Don don din don shubi da don 灯りがつく
あの街 この街 黄昏て 紫色の 夜がくる
心の中にも 灯がともる 地球がまわる 陽が沈む
Don don din don shubi da don 何時の間に
Don don din don shubi da don 時が過ぎる
誰かブルースを 歌っている 何かが 待ってる 夜がくる
Singin' in the dark誘われて
月は東に日は西に

Don don din don shubi da don Oh deh… Oh!
Don don din don shubi da don Ah din don shubi da don
愁いも 悩みも さようなら
Don don din don shubi da don 夜がくる
Dreamin' in the night 魅せられて
街の谷間に 夜がくる 夜がくる

2015年8月16日日曜日

やっと読み終えました!
「痴呆老人」は何を見ているか

当初思っていた”認知症の本”というレベルをはるかに超えた、心理学、哲学の本です。
頭の中で時間をかけて整理整頓しないとなかなか説明できません(;-_-;)
ただ、認知症の老人やひきこもりの青少年の見方が変わり、
今の日本人・日本社会の問題が見えてきたような気がします。→前の記事

美しき緑の星

2015年8月7日金曜日

母が喜ぶ女性週刊誌

家の中に居ることが多くなった母が退屈しないように、
いろいろと工夫しましたが、なかなかうまくいきません。
お手玉はボケ防止にいいと聞いて取り寄せましたが、 すぐに飽きてしまいました。
同じくボケ防止の効果のあるクイズ形式のドリルとかも買ってみましたが、
自分からは開けようともしません。

何かないかと悩む毎日。ある日コンビニで、ものはためしと週刊文春を買って帰ったら、
懐かしいようで何度も何度もめくって見るのです。ただ、ちょっと文章は読むのがつらそうでした。
そこで今度は週刊女性セブンに切り替えて買って帰ったら、これが大当たり\(^o^)/
あまり文字を読む必要もなく、めくってながめるだけで楽しいようでした。

それから2ヶ月あまり過ぎました。今は週刊女性自身とかもおりまぜながら、
毎週一冊、母に渡すようにしています。

2015年8月6日木曜日

やあ、今年もまた会ったねバッタくん


ちょっとアップするのが遅くなりましたが、
先月末に裏口のガラス戸にいたバッタくんです。
たまに車庫や玄関にも現れます。
以前はお風呂場にいたこともありましたね。→過去記事

2015年8月1日土曜日

母が上手に字を書いた!

先日、かかりつけの医院へ薬をもらいに行きました。
受付で名前を書くのですが、母が鉛筆をとって、さらさらと自分の名前を書いたのです。
最近はうまく書けないからと、字を書くことを嫌がることが多いのですが、
その日はためらいもなく、私の記憶では母がまだ教員であったころの、自信にあふれた字をかいたのです。
もう受付簿には20人ほどの名前が並んでいましたが、母の字が一番立派に見えました。

最近の母の字はいつも右上がりになり、字の間隔も広かったり狭かったり、
字そのものも大きかったり小さかったりと、たしかに書くのに一苦労といった感じでした。
にもかかわらずその日は、いやその日から、母は名前を書くようになりました。
宅配の受け取りはもともと大好きなのですが、準備しているシャチハタを使わず、
自分の名前を書いて受け取っています。

認知症は良くはならない、だんだん悪くなると医者から言われましたが、
はたしてそうなのかと疑問を持つようになりました。
今の状態が元に戻らないことを祈るばかりです。

戦争だけはごめんバイ

母がニュースを見ながら言う言葉だ。米寿の母がきっぱりと意思表示をする。
戦争を知っている世代は戦争反対の意識は強いと思う。
私は母の言葉を聞いて生きてきた。 しかし、最近の若者はどうだろう?
ジブリ高畑勲監督の言葉(下記)が気にかかる。
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「空気を読む」と若者が言うでしょう。私はこの言葉を聞いて絶望的な気持ちになります。
私たち日本人は昔と全然変わっていないんじゃないか、と。
周りと協調することは良いことですが、この言葉は協調ではなくて同調を求めるものです。
歩調を合わせることが絶対の価値になっている。(中略)
古くからあるこの体質によって日本は泥沼の戦争に踏み込んでいったのです。
私はこれを「ズルズル体質」と呼んでいますが、「空気を読む」なんて聞くと、
これからもそうなる危うさを感じずにはいられません。」