もっと怖いのは、医療現場で「使わなかった薬は必ずトイレに流すように」と患者に指導していることだ。不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などもトイレに廃棄していると、その記事(日経メディカル・緒方さやかの「米国NPの診察日記」)には書いてあった。
米国では毎年約1億1000kgの薬剤が病院や介護施設によって下水に流されているらしい。なんとも怖ろしい話だ。アメリカ人の大雑把な感覚は理解を超えている。
もっと怖いのは、医療現場で「使わなかった薬は必ずトイレに流すように」と患者に指導していることだ。不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などもトイレに廃棄していると、その記事(日経メディカル・緒方さやかの「米国NPの診察日記」)には書いてあった。
米国では毎年約1億1000kgの薬剤が病院や介護施設によって下水に流されているらしい。なんとも怖ろしい話だ。アメリカ人の大雑把な感覚は理解を超えている。
私も一句 「給料日 犬も恐がる 妻の顔」 私はサラリーマンではありませんので、私の妻のことではありません、念のため。 なお、その他の優秀作品については第一生命のページをご覧ください。
もっとも、現実はもっときびしいのではないでしょうか。保険業界では収入が激減したり失職したりして、離婚にまで追い込まれた元同僚も少なからずいました。
最近は”うつ病”になって妻に逃げられるケースが多いとか・・・。共働きで頑張っていても、つれ合いが病気になったら共倒れです。仕方がない面もあり、責める訳にもいかないようです。
早く景気回復してほしいものですが、まだまだ時間がかかりそうですね。
妻と離婚し実家に帰ってきていたのだが、同居することとなった高齢の両親から頼りにされ、近隣との付き合いも実質世帯主として扱われていた。
その彼が突然まえぶれもなく入院した。具合が悪いという話は聞いていなかった。田舎のことで、近隣の住人のことはすぐに耳にはいる。お互いがどういう持病を抱えているか、みんな知っているのだ。
だが彼は例外だった。何事がおこったのかとみんないぶかった。その後、「どうも内臓が良くないらしい」「ガンではなかったと両親が喜んでいた」という話は私の耳にも聞こえてきた。
ストレスだろうな、私はそう思った。熊本市内の会社で営業の仕事をしていたらしいが、いろいろ苦労があるだろうな不景気だし・・・などと考えていたのだ。
現実は私の予想を裏切った。彼はその後3か月もたたないうちに亡くなったのだ。病名は潰瘍性大腸炎。その名の通り、大腸の粘膜に潰瘍ができる難病だ。彼の両親が「ガンでなくて良かった」と喜んだにもかかわらず、ガンよりも恐ろしい結果になった。亡くなるときはガリガリに痩せていたという。「ガンの方がよっぽどましですよ、息子さんの場合」と担当医が言ったという話も後になって聞こえてきた。
難病の患者はけっこう近くにたくさんいる。私はいろいろ仕事で話を聞くたびにそう思うようになった。
「もちろんあります。ちゃんと出ますよ。何か病院で言われたんですか?」やっと返事が出来てほっとしたが、お客様の話は予想と違っていた。
「じつは○○保険に加入していたんだけれど、入院特約が消えていてね。何もらえなかったんだよ。入院特約がないって言うんだ。若いころからずっと掛け金払ってきたのに・・訴えてやりたいよ。」
いろいろ聞いてみると、長い間○○保険の△△さんにまかせっきりで、保障の内容を確認していなかったというのだ。ある時、満期更新で掛け金が高くなるというから、同じ金額くらいになるように内容を変更してほしいと依頼して、その後どのような内容に変更されたのか見ていなかったようなのだ。
△△担当者は掛け金を下げる為に入院特約をすべてはずしていたらしい。またなぜそんなことをしたのか?じつは日本の保険会社は保険金額で担当者の報酬金額を決めている。だから死亡保障の金額を下げたくなかったのだ。入院特約を外しても自分の収入にはあまり響かない。お客様の保障より自分のふところ具合を優先した結果だった。
もちろんこのお客様はさんざん○○保険に苦情を言って、なんとかならないか持ちかけたらしい。だが、更新時の申込書にお客様は署名捺印されている。これは契約なのだ。確認しなかったお客様にも落ち度があった。
担当者はもちろん支社長もおわびに来たが、内容は変わらずお客様は入院保障を失った。そのお客様、糖尿病の診断を受けて初めて自分の保険証券をまじまじと見たらしい。
今は持病があっても入れる医療保険がなくはない。だが保障内容にはいろいろ制限があり、掛け金も高い。勉強代はあまりに高くついたと言わざるを得ない。
ある日、お客様のお母様から電話があった。 「娘ががんになりました、卵巣がんです」
顧客にがん患者のいなかった私は一瞬とまどって 何を話していいかわからなくなった。 「大変だったですね」とかいって口ごもってしまった。
「あの、がん保険のことですけど?」お母様の方から用件をきりだされた。 我に返った私は、病気の内容をを聞き取り用紙を届けること、 病院の診断書が必要であることなどを伝えて電話を切った。
私は本人のお見舞いに出かけ、お母様に手続きを依頼してほっとした為、 その後どうなったか確かめずに半月ほど過ぎた。
ある日また突然にお母様から電話があり、 「がん保険を解約します。すぐ手続きして下さい。」と 不機嫌な電話がかかってきた。
あわてて給付の内容を確認すると、がんの診断給付金が無い!! お母様から聞いた状況では、診断書に悪性の記載が無かったとのこと。 診断書に悪性の記載が無ければ腫瘍といえどもがん保険は使えない旨 説明し、がんと診断した担当医に書き直すよう依頼してほしいと伝えた。
その数日後、またお母様から連絡があり。担当医は「がんに間違いないと思うが、 書き直しはできません。」と返答したとのことであった。 「ほとほといやになりました、やっぱりがん保険は解約します。」と お母様は言われ、その通り解約された。
入院手術までしたら、当分保険に加入できないことなどを説明し、 続けられるよう説得したが無駄だった。
ドクターは一度書いた診断書は訂正しない!痛い経験として、 私の記憶に残ることとなった。