ちなみに治療費は月に約30万円です。健康保険と高額療養費の制度が使えるので、手出しは5万円前後になるかと思います。ただ一生涯飲み続けなければならないので、年金生活の人にはかなりの負担となっています。
高収入の人はさして問題ない金額ですが、一般の高齢者にとっては、毎月のことですから大変です。いい薬が出てきても、お金がかかるので手が出ない人も多いのです。長くなった老後生活。経済的な準備は欠かせないと言えます。
ちなみに治療費は月に約30万円です。健康保険と高額療養費の制度が使えるので、手出しは5万円前後になるかと思います。ただ一生涯飲み続けなければならないので、年金生活の人にはかなりの負担となっています。
高収入の人はさして問題ない金額ですが、一般の高齢者にとっては、毎月のことですから大変です。いい薬が出てきても、お金がかかるので手が出ない人も多いのです。長くなった老後生活。経済的な準備は欠かせないと言えます。
兄が単身赴任している中国の地方都市(香港より少し北の方)では、狂犬病の薬が無くて、噛まれたら死ぬしかないそうです。犬をみたら逃げると言ってました。
ところで、日経メディカルのブログ(緒方さやかの「米国NPの診察日記」)によれば、米国コネティカット州では救急車を呼ぶ費用が300ドル~2,000ドルだそうです。1ドル84円とすれば、25,200円~168,000円になります。
通常、5万円や10万円は覚悟して呼ばねばなりません。診療所のドクターが手配しても、患者が乗車拒否する場合もあるようで、なかなか対応が難しいようですね。病院が近ければ、ストレッチャーや車椅子を借りてきて運んだりしてるようですが・・・。
ミオパチーとは筋肉病の総称のようで、知人はカリウム不足による筋肉病ということになります。手足の筋肉が脱力して、だらっとしてしまう病気のようです。
原因の多くは、肝臓の薬と降圧利尿薬ののみ合わせや、漢方薬の甘草の飲みすぎだそうです。また、カリウムの点滴で症状が改善するとありました。 命にかかわる病気ではなさそうですが、漢方薬も気をつけないと怖いかなと思いました。
分筆しておけば問題はないのですが、それはそれでどのように分筆するかで損得が発生しますので、面倒でもあり、当座は簡単に済む持分登記に頼ってしまっていました。しかし、この物件をそのままに、私が死んだら息子が苦労するのは見えていましたので、数年前になんとか解消しました。
昔は親戚が近くにいて常に交流があり、一番年配の身内の意見が尊重されたものです。しかし近年は両親の時代とは全く違います。私の2人の兄や妻の兄も県外で、県内に兄弟はいません。息子は小さい頃に何度か顔をあわせただけなので、従兄弟の顔も忘れています。実質的に他人のような状態です。共有不動産売却等の話し合いなど、すんなりできるはずもありません。
共有不動産は大きな問題を抱えています。譲渡所得税のかからない交換という方法もありますので、単独所有に変更できないか検討されることをおすすめいたします。
残念ながら、田舎のお墓は荒れてきていると思います。周囲のお墓の一つは移転し、二つはお墓があると思えないほど、雑木や草に覆われていました。たぶんお骨はどこかお寺さんに預けられたものと思いますが、実際のほどはわかりません。近くのお寺さんの話では、“オコツ”といわず“ホネ”と言ったりする家庭もあるとか、わびしい限りです。
近所では跡取りのいない家庭も多くなりました。お年寄り夫婦、さらには、ひとり暮らしの家が増えて、結果として廃屋になるところも出てきています。周辺とは云え、熊本市内でこのありさまですから、県内の山間部などは、もっと大変なのではないかと思います。
政治も経済も社会も地殻変動を起こしていると感じています。崩れていくもの、崩れずに残っていくものが、おぼろげながら少しずつ見えてくるには、もう少し時間がかかりそうです。将来わたし自身がお墓のご厄介になる頃には、どんな世界になっているのか、まだ何にも見えていないのが、もどかしい気がします。いろいろな知識人が、これまたいろいろ言いますが、たいして当てになりません。自分自身の目で、しっかり見て考えて対処していくしかないのだと、改めて思っています。
※この記事は7月11日に書かれたものです。
ところで、お知らせと一緒に同封されていた中に、「お支払いの状況」がありました。保険金のお支払いは、平成18年が807件、平成20年が939件です。それに対して給付金は、平成18年が4,610件、平成20年が11,613件です。給付金が急激に伸びているのがわかります。新商品の投入もありましたが、これが今の保険業界の傾向だと思います。
少子高齢化は待ったなしで進みます。団塊の世代が高齢化して、病気やけがで給付金を請求するようになった時、支払いに耐えられるのか心配になります。保険業界の合併統合がいくつか予定されていますが、今後もその動きは強まっていくものと思います。保険会社が巨大になれば、契約者と接点は希薄にならざるをえません。保険会社と契約者の間にある、私たち代理店の果たすべき役割は、今後ますます重要になると思っています。
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25日午後5時15分ごろ、東京都文京区千駄木の日本医科大学付属病院から「入院中の患者を家族が刺した」と110番通報があった。警視庁駒込署員が駆けつけたところ、集中治療室に入院していた千葉県柏市西原、会社員、和田正人さん(40)が胸を刺されており、近くにいた母親が「刺しました」と認めたため、殺人未遂の現行犯で逮捕した。
逮捕されたのは同県我孫子市我孫子、無職、和田京子容疑者(66)。正人さんは約2時間半後に死亡したため、容疑を殺人に切り替える方針。同署の調べによると、京子容疑者は午後5時10分ごろ、隠し持っていた包丁で正人さんの胸を刺した。病院関係者が目撃し、110番通報した。正人さんは自傷行為を行い、約10日前から入院していた。同署は動機を調べている。
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その後の裁判で、殺人に至った状況が浮き彫りになります。昨年の7月15日に、農薬会社の課長だった和田さんは、借金などを苦に自殺をはかり、都内の病院に搬送されました。
彼は一命を取り留めたものの、意識は戻りませんでした。自殺未遂の場合は健康保険が利かないため、家族は病院からは7月末までの治療費が約500万円かかると告げられます。
妻はこの時、医師に「私が人工呼吸器を外す」と訴えた、ということです。高額の治療費に苦しむ家族を見て、母親はベッドに横たわる長男を刺殺してしまったのです。
この母親には、懲役5年の求刑に対し、懲役3年執行猶予5年の判決が言い渡されました。精神的に追い込まれ、冷静な判断力を失ったためで、同情の余地が大きいとの理由からです。
問題は、彼の母親を殺人にまで追い込んだ、高額な治療費です。なぜ、健康保険が使えなかったのでしょうか?以下その根拠となる条文です。
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健康保険法第116条 被保険者又は被保険者であった者が、自己の故意の犯罪行為により、又は故意に給付事由を生じさせたときは、当該給付事由に係る保険給付は、行わない。
国民健康保険法第60条 被保険者が、自己の故意の犯罪行為により、又は故意に疾病にかかり、又は負傷したときは、当該疾病又は負傷に係る療養の給付等は、行わない。
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要するに、自殺未遂は、故意に基づく事故ですので、「故意に給付事由を生じさせた」に該当するとされ、保険給付はできないことになっています。ただし、精神障害が原因で自殺未遂となった場合には、「精神疾患による事故」であるとされ、「故意」によるものではないとして、保険給付が認められることになるわけです。
日本医科大学付属病院は「故意に基づく事故」とみなして、治療費を請求したわけですが、個人的には、はたして精神疾患がなかったかどうか、疑わしいと思います。その可能性を、慎重に検討してもよかったのではないかと思うと、ストレートな病院の対応には、納得できない感情が残ります。
現行の労災補償では日常露出している部分の障害の等級は女性が7級、男性は12級です。12級だと一時金しかもらえませんが、7級なら年金として毎年受け取れます。報道によれば、厚労省はやっと見直しの検討を始めるそうです。
以下、読売新聞(6/10)の記事です。
「顔などに大きな傷跡が残った労働災害の補償で、男性は女性よりも低い障害等級とする国の基準は法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、京都府の男性(35)が等級認定の取り消しを国に求めた訴訟で、厚生労働省は10日、国の基準を違憲として認定の取り消しを命じた京都地裁判決を受け入れ、控訴はしないと発表した。」
がん細胞の中だけで増殖し、がん細胞を破壊する従来の遺伝子組み換えウイルス(CRA)の遺伝子配列を、3つにパーツ化して自由に組み合わせることで、高度で多様ながん治療ウイルス(m-CRA)を迅速に(従来の約100倍)作成できるようになったようだ。
小戝教授は「将来は末期がんや進行がん患者の症状改善が期待できる。一刻も早く実用化したい」と話しているとのことだが、ぜひそう願いたいものだ。
我が家のご近所では徐々に一人暮らしのお年寄りが増えてきた。一人暮らしとわかれば民生委員からは週に一度、場合によっては毎日のように電話が入る。しかしこれは公的なものだし、万が一家で倒れていても、その日に気づいてくれるかどうか疑わしい。
ご近所のお年寄りは何をしているか。一人は毎日カーテンが開いているかチェックしているらしい。昼になってもそのままなら気になって様子を見に行っているという。別なお年寄り仲間はしょっちゅう訪ねて行っているらしい。それもお茶請け持参である。まぁ以上のような具合で孤独死などとは無縁である。
我が家は古い家で、改装を繰り返しているのでバリアフリーなどとはほど遠い。畳の部屋に板張りの部屋、増築部分にはいくつも段差がある。にもかかわらず、母はつまずくこともなく毎日行ったり来たりしている。
その母が、街に出るとほんのわずかな地面のふくらみにつまずいて転倒する。もちろん屋内屋外問わず慣れないところはだめである。
家事もそうだ。がしゃがしゃと扱いが粗雑になったとはいえ、炊事洗濯などの仕事は妻に負けない。というか負けるのがいやなのか、手伝うのをいやがり、可能な限り自分でやろうとする。長年やってきたことを、やらせてもらえないのが、かえって不満の原因となる。
生活環境の変化が少なければ、体が弱ったり、多少ボケたりしても、けっこう今までと同じように生活でき、それが張り合いとなって老人の生きる意欲につながっていると思う。
変わらないことの大切さ。それは若い人には、なかなか理解しがたいことかもしれない。しかしながら、この高齢化の時代にあって、それは重要なポイントになっていると私は思う。
長野の佐久総合病院の研究でも次のように指摘されている。 「村では多少認知症が始まっていても、ずっと生活の環境が変わらないため普通に暮らせているお年寄りが多い。認知症と認識されないで『歳だ』くらいで暮らせている。あるいは多少のことならば周囲が支えてくれるため、生活上不都合はない。このレベルの方が病院という異なった環境に入ると、環境変化が大きいこともあり、一気にせん妄などの認知症が目立つ」(佐久総合病院刊「農村医療の原点V」) これは「ロゼト効果」と同じことではないか・・・。
「ロゼトとは1882 年に1,600 人ほどのイタリア移民によって形成されたペンシルバニア州のコミュニテイです。その地域における1935 ~85 年までの50 年間の地域コホートスタデイから、そこの人々は他の地域より低い収入と教育歴で、そのうえ飽和脂肪酸の割合の高い食生活にもかかわらず虚血性心疾患の死亡率は約半分でした。その理由として考えられることは、この地域社会は移民特有の連帯感が尊ばれていたのと、格差を見せつけない規範意識があったことです。」(沖縄医報VOL.46)
長寿には田舎の老人たちのような人間関係が有効なのでしょう。ただ周りが老人だらけで、50代半ばになっても若もんと言われる私にとっては複雑です。田舎の濃厚な人間関係は、かなりうっとうしいです。私が老人と言われるようになったら、利便のよい都市部で暮らしたいと思っているのに・・・。 もっとも要は支え合う人間関係であって、田舎暮らしではありません。老後をいかに生きるるかという時に、人間関係は特に重要ということだと思います。
もっと怖いのは、医療現場で「使わなかった薬は必ずトイレに流すように」と患者に指導していることだ。不要になった薬や期限の過ぎたサンプル薬などもトイレに廃棄していると、その記事(日経メディカル・緒方さやかの「米国NPの診察日記」)には書いてあった。
米国では毎年約1億1000kgの薬剤が病院や介護施設によって下水に流されているらしい。なんとも怖ろしい話だ。アメリカ人の大雑把な感覚は理解を超えている。
私も一句 「給料日 犬も恐がる 妻の顔」 私はサラリーマンではありませんので、私の妻のことではありません、念のため。 なお、その他の優秀作品については第一生命のページをご覧ください。
もっとも、現実はもっときびしいのではないでしょうか。保険業界では収入が激減したり失職したりして、離婚にまで追い込まれた元同僚も少なからずいました。
最近は”うつ病”になって妻に逃げられるケースが多いとか・・・。共働きで頑張っていても、つれ合いが病気になったら共倒れです。仕方がない面もあり、責める訳にもいかないようです。
早く景気回復してほしいものですが、まだまだ時間がかかりそうですね。
妻と離婚し実家に帰ってきていたのだが、同居することとなった高齢の両親から頼りにされ、近隣との付き合いも実質世帯主として扱われていた。
その彼が突然まえぶれもなく入院した。具合が悪いという話は聞いていなかった。田舎のことで、近隣の住人のことはすぐに耳にはいる。お互いがどういう持病を抱えているか、みんな知っているのだ。
だが彼は例外だった。何事がおこったのかとみんないぶかった。その後、「どうも内臓が良くないらしい」「ガンではなかったと両親が喜んでいた」という話は私の耳にも聞こえてきた。
ストレスだろうな、私はそう思った。熊本市内の会社で営業の仕事をしていたらしいが、いろいろ苦労があるだろうな不景気だし・・・などと考えていたのだ。
現実は私の予想を裏切った。彼はその後3か月もたたないうちに亡くなったのだ。病名は潰瘍性大腸炎。その名の通り、大腸の粘膜に潰瘍ができる難病だ。彼の両親が「ガンでなくて良かった」と喜んだにもかかわらず、ガンよりも恐ろしい結果になった。亡くなるときはガリガリに痩せていたという。「ガンの方がよっぽどましですよ、息子さんの場合」と担当医が言ったという話も後になって聞こえてきた。
難病の患者はけっこう近くにたくさんいる。私はいろいろ仕事で話を聞くたびにそう思うようになった。
「もちろんあります。ちゃんと出ますよ。何か病院で言われたんですか?」やっと返事が出来てほっとしたが、お客様の話は予想と違っていた。
「じつは○○保険に加入していたんだけれど、入院特約が消えていてね。何もらえなかったんだよ。入院特約がないって言うんだ。若いころからずっと掛け金払ってきたのに・・訴えてやりたいよ。」
いろいろ聞いてみると、長い間○○保険の△△さんにまかせっきりで、保障の内容を確認していなかったというのだ。ある時、満期更新で掛け金が高くなるというから、同じ金額くらいになるように内容を変更してほしいと依頼して、その後どのような内容に変更されたのか見ていなかったようなのだ。
△△担当者は掛け金を下げる為に入院特約をすべてはずしていたらしい。またなぜそんなことをしたのか?じつは日本の保険会社は保険金額で担当者の報酬金額を決めている。だから死亡保障の金額を下げたくなかったのだ。入院特約を外しても自分の収入にはあまり響かない。お客様の保障より自分のふところ具合を優先した結果だった。
もちろんこのお客様はさんざん○○保険に苦情を言って、なんとかならないか持ちかけたらしい。だが、更新時の申込書にお客様は署名捺印されている。これは契約なのだ。確認しなかったお客様にも落ち度があった。
担当者はもちろん支社長もおわびに来たが、内容は変わらずお客様は入院保障を失った。そのお客様、糖尿病の診断を受けて初めて自分の保険証券をまじまじと見たらしい。
今は持病があっても入れる医療保険がなくはない。だが保障内容にはいろいろ制限があり、掛け金も高い。勉強代はあまりに高くついたと言わざるを得ない。
ある日、お客様のお母様から電話があった。 「娘ががんになりました、卵巣がんです」
顧客にがん患者のいなかった私は一瞬とまどって 何を話していいかわからなくなった。 「大変だったですね」とかいって口ごもってしまった。
「あの、がん保険のことですけど?」お母様の方から用件をきりだされた。 我に返った私は、病気の内容をを聞き取り用紙を届けること、 病院の診断書が必要であることなどを伝えて電話を切った。
私は本人のお見舞いに出かけ、お母様に手続きを依頼してほっとした為、 その後どうなったか確かめずに半月ほど過ぎた。
ある日また突然にお母様から電話があり、 「がん保険を解約します。すぐ手続きして下さい。」と 不機嫌な電話がかかってきた。
あわてて給付の内容を確認すると、がんの診断給付金が無い!! お母様から聞いた状況では、診断書に悪性の記載が無かったとのこと。 診断書に悪性の記載が無ければ腫瘍といえどもがん保険は使えない旨 説明し、がんと診断した担当医に書き直すよう依頼してほしいと伝えた。
その数日後、またお母様から連絡があり。担当医は「がんに間違いないと思うが、 書き直しはできません。」と返答したとのことであった。 「ほとほといやになりました、やっぱりがん保険は解約します。」と お母様は言われ、その通り解約された。
入院手術までしたら、当分保険に加入できないことなどを説明し、 続けられるよう説得したが無駄だった。
ドクターは一度書いた診断書は訂正しない!痛い経験として、 私の記憶に残ることとなった。
日経メディカルオンラインのアンケートで医師と患者の双方とも、ほぼ8割が制限すべきと答えたことが載っていました。軽症でも大病院に来る患者、疲弊する勤務医の報道はうんざりするほど見聞きしてきました。
急激な制度の変更はかえって新たな弊害を生みかねませんが、何らかの手を打つべき時期に来ていると思います。
早くも3カ月経過した先月の検査で改善がみられました。やっぱりクリープが原因のようです。我が家ではクリープを使わなくなったのに併せてマーガリンもやめました。パンを食べるときはいつも使っていましたが、マーガリンはクリープ以上にトランス脂肪酸を含む食品だということがわかったからです。
ぜひこのページをのぞいてみてください。
(補足) トランス脂肪酸は喘息・アレルギー・うつ病・認知症の原因にもなっていると言われています。今後もこの問題は追いかけて調べていくつもりです。
資源のむだずかいという批判や、事務方の負担を増やしたとういう反発もあり、必要のない医療行為をしていないかと痛くもない腹をさぐられているようで医師のモラールに影響するなど マイナスな面の指摘がいろいろあるようです。 当初の目的通りの結果につながっていくのか気になるところです。
妻は病院の外来の仕事をしていますが、人が減らされたので仕事が増えて 大変なようです。くたくたに疲れて帰宅するなり横になって寝てしまったこともありました。 団塊の世代が老齢化していく今後が恐ろしい気がします。
一方、息子はバブルの崩壊とその後の厳しい社会の中で青年期を迎えたので、人生観には甘さがありません。はるかに現実的な人生観を持っています。
親としては、たしかに厳しいこの時代をしっかりと生き抜いて、同時に人の痛みのわかる人間になってほしいと思います。
個人的には(業界人として)まぁ、これで少し落ち着くかな・・・という感じです。むしろ、メットライフはアメリカで最大と言われる保険会社だし、アリコ自体の商品開発力や販売力を考えれば、相乗効果でさらに伸びるかもしれないという印象ですが。
でも世間の風はけっこう厳しいんですよね。個人情報が漏れたりするもんだから、今はさんざんみたいです。「企業としてはなかなかいいですよ」なんて言ったところで理解してもらえるかどうか。
光化学スモッグみたいに、中にどっぷりつかってると感覚が麻痺するのかもしれませんね。よくよく注意しなければ・・・
親兄弟の行き来も多かった以前と違い、今は2人の兄も県外で次兄は海外です。 こういう時代の家族のつながりとはどうあるべきか・・・などと跡取りの私は時々考えるのです。次兄と会うのは10年に1回あるかないか、息子はいとこの顔も知りません。
先日、NHKスペシャルで「無縁社会~“無縁死”3万2千人の衝撃~」を見ました。 誰にも知られず、引き取り手もないまま亡くなることを無縁死と表現していますが、こういう言葉の存在さえも、つい最近まで知りませんでした。核家族化と言われて久しいですが、行き着くところはこの無縁社会なのでしょうか・・・
人の絆とは何なのか、これからどう生きていくべきか、自分に問いかける毎日です。